高校野球 秋の神奈川県大会 準決勝
10月5日(土)は、高校野球秋季神奈川大会の準決勝が保土ケ谷球場でおこなわれました。結果は、筆者だけでなく多くの方が予想していたような結果になっています。
明日、10月6日(日)に決勝戦がおこなわれますが、既に2校の関東大会出場が決定しています。おめでとうございます。
■準決勝第1試合 東海大相模 対 相洋
今年の秋の大会は例年よりも比較的恵まれた対戦相手の多い東海大相模とここまで高い投手力で関東大会出場を狙う相洋との準決勝です。
東海大相模は、夏の甲子園で圧倒的な攻撃陣で出場をしたものの逆転負けで悔しい思いを甲子園球場においてきています。当然、春・夏連続出場をねらっています。
新チームの方が、諸隈・石田の安定感のある投手力が期待できますが、後1人は右腕が欲しいところです。打撃力は現状の神奈川県では最強打線だと思います。
対する相洋ですが、やはり相手が悪かったという見方しかできません。好投手本田がいるだけにできれば初戦で対戦すれば、結果はもう少し良いもののなったかもしれません。
結果 東海大相模12-1相洋 8回コールド
■準決勝第2試合 三浦学苑 対 桐光学園
今大会の桐光学園はもっとも試練のトーナメントといえるくらい強豪続きでした。今大会は、苦戦するかと思いましたが安定の投手陣が勝利に導いています。
打撃陣は、東海大相模には劣りますが現状は横浜よりも上なのではないかと思います。逆に横浜は、投手力は県内トップレベルですが、打撃陣はあまり良いとは言えませんでした。
今回の対戦相手三浦学苑は、夏の準優勝校日大藤沢相手に激戦を制してから順調に勝ち上がってきました。両校ともどうしても関東大会に出場したいところだと思います。
結果的に自力に勝る桐光学園が圧勝という形で試合は終了しました。現在の神奈川県大会で東海大相模を抑えられるとすれば、桐光学園が筆頭だと思います。
結果 三浦学苑3-11桐光学園 7回コールド
■決勝の見所と関東大会への流れ!
決勝は、強打の東海大相模対総合力の桐光学園との戦いになりました。両校とも関東大会出場は決めていますが、負けたくない相手との決勝戦です。
夏の予選では対戦がなかった両校だけに期待が持てる試合です。甲子園でも東海大打線は投手力の良いチームとの戦い方が今後の課題だと思います。
桐光学園としては、序盤を接戦に持ち込めれば充分に勝機はあります。逆に序盤で点差が離れてしまうと東海大相模のペースになっていくのが予想できます。
関東大会は、3校〜4校が甲子園出場になります。是非とも両校揃って甲子園に出場して欲しいと思います。